ウェブ記事の図解を外注する方法|原稿から制作を依頼するときに渡すもの

ウェブ記事の図解を外注するときは、記事全体を一枚に要約しようとせず、読者が文章だけでは追いにくい説明を一つ選びます。図にする範囲を一つの見出しや段落へ絞れば、本文と同じ話を繰り返す画像になりにくくなります。

図版イラスト制作所では、業界向けウェブメディアに掲載する工業・技術系の解説図を制作した実績があります。グラフ、鉄道や工場の仕組みを表す模式図など、記事内容に対応する図版の事例があります。

図にする段落を選ぶ

候補になるのは、手順が何段階も続く箇所、複数の登場人物や機器が関係する箇所、前後関係を文章だけで追いにくい箇所です。見出しごとに画像を置くことを先に決めるのではなく、読者が関係を見失う場所を探します。

依頼時には、図にする段落へ印を付け、「この図では何と何の関係が分かればよいか」を一文で添えます。記事のタイトルやURLだけを渡し、どこを図にするかまで任せると、編集側が強調したい箇所とずれることがあります。

本文から図へ移す情報を選ぶ

選んだ段落にある文章を、そのまますべて画像へ入れる必要はありません。図には、工程名、登場する要素、矢印で示す関係など、見なければ分かりにくい情報を残します。詳しい条件や補足説明は本文側に置きます。

例えば、五つの工程を説明する段落なら、図には工程名と順番を入れ、各工程の細かな注意点は本文で説明します。図だけで記事全体を完結させるのではなく、本文を読み進めるための位置関係を示します。

スマートフォンで読める情報量にする

パソコン用の横長図をそのまま縮小すると、スマートフォンでは文字が小さくなります。横に並べる項目が多い場合は、上下に組み替えるか、図を二つに分けます。

制作前に、記事本文が表示される最大幅と、スマートフォンでの表示例を共有します。図の中の文章を短くし、色の違いだけに頼らず、番号や線でも順番と関係が分かるようにします。

ウェブへ掲載する完成画像は.jpg.pngで用意できます。後から編集する担当者がいる場合は、Adobe Illustrator形式のデータが必要かも確認します。図解を外注するときは、図にする段落、図で残す関係、本文へ残す説明、スマートフォンでの並び方を決めて依頼します。

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