地図イラストの制作依頼|発注前に決める範囲・情報・仕様

地図イラストを制作依頼するときは、対象地域の名前だけでなく、その地図で何を示すのかを決めます。同じ地域を描く場合でも、場所を案内する地図、歴史上の移動を示す地図、分布を説明する地図では、入れる情報が違います。

最初に決めたいのは、地図の範囲と役割です。広い範囲を見せるのか、一部の地域を詳しく見せるのか。読者に位置を知らせたいのか、変化や移動を説明したいのか。目的が決まると、必要な地名、境界、経路、記号を整理できます。

地図へ入れる情報を一覧にする

指示書には、地図へ入れる地名、施設名、道路、河川、境界線、移動経路、色分けする範囲などを書きます。地図上に文字や記号を入れる場合は、その原稿と表記も用意します。

すべての情報を入れるのではなく、今回の説明に必要な情報を選びます。参考にする地図がある場合は、どの範囲と情報を参考にし、どこを変更するのかを示します。

掲載媒体とサイズを伝える

書籍、教材、展示物、ウェブなど、地図を使う媒体も伝えます。印刷物なら実際の掲載サイズ、カラーかモノクロか、紙面の図版規定を指定します。ウェブで使う場合は、画面上の表示サイズと納品形式を確認します。

地図は、文字や線を多く入れるほど細かくなります。小さく掲載する地図へ情報を詰め込むと読みにくくなるため、掲載サイズと情報量は別々に決められません。

内容の正しさは依頼者側でも確認する

歴史地図、教材用地図、専門分野の地図では、地域名、境界、年代、経路などの正しさを確認できる資料が必要です。制作者へ参考資料を渡し、完成した地図の内容は依頼者側で監修します。

図版イラスト制作所には、世界史の人物事典で使う地図、中学公民教材の地図、一般書に掲載する地図などの制作実績があります。地図の制作を依頼するときは、対象範囲、示したい内容、入れる情報、掲載仕様、監修資料をまとめて相談します。

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