製造工程の解説イラストを外注する|工程と設備の流れを図にする

製造工程のイラストを外注するときは、工場内の設備をすべて描くのではなく、原料や製品がどの工程を通り、どのように変化するかを決めます。工程の順番と設備の役割が分かれば、一枚の全体図にするか、場面ごとに分けるかを判断できます。

図版イラスト制作所では、工業・技術系ウェブメディア向けに、工場の仕組みや工程を説明する図版を制作した実績があります。

工程の始点と終点を決める

最初に、図へ入れる工程の始点と終点を決めます。原料の受け入れから出荷までを見せるのか、加工工程の一部だけを詳しく見せるのかで、必要な設備と場面数が変わります。

各工程には番号を付け、工程名、入力されるもの、工程後に変化するものを書きます。途中で検査、保管、再加工などへ分岐する場合は、通常の流れと例外の流れを分けます。

モノの流れと作業の流れを分ける

製造工程では、材料や製品が移動する流れと、作業員が行う操作を同じ図へ入れることがあります。どちらも同じ矢印で示すと、何の動きか分かりにくくなります。

材料の移動、設備の動作、作業員の操作を区別し、図へ表示するものを選びます。温度や時間などの条件が説明に必要なら、該当する工程へ付けます。

全体図と工程別の図を使い分ける

工程数が多い場合は、一枚へ細部まで入れず、最初に全体の流れを示し、必要な工程だけ別の図で詳しく説明します。全体図では工程のつながりを見せ、工程別の図では設備の状態や操作を見せます。

制作依頼では、確定した工程表、設備の写真、配置が分かる資料、工程ごとの説明原稿を渡します。図版制作者が工程そのものを決めるのではないため、設備名や順番、分岐条件は依頼者側で確認します。

製造工程の解説イラストは、製品の外観や内部構造を示す図とは目的が異なります。工程のどこからどこまでを見せるのか、何が移動し、何が変化するのかを先に整理して依頼します。

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