図版制作を依頼するとき、最初に気になるのが料金です。ただ、図版は一律に「1点いくら」と決めにくく、同じ掲載サイズでも内容によって制作にかかる手間が変わります。
図版イラスト制作所では、サイズよりも制作にかかる手間を基準に料金を決めています。点数だけではなく、図の内容、参考資料の状態、修正の範囲などを確認した上でお見積もりします。
掲載サイズよりも制作にかかる手間で決まる
大きく掲載する図版だから必ず高く、小さな図版だから安くなるわけではありません。輪郭と数個の名称だけで構成する図と、多数の部品や説明を描き分ける図では、同じ大きさでも制作時間が異なります。
一枚の中に描く物の数、形状の細かさ、内部構造の有無、色分け、矢印、番号、説明文字などが増えるほど、制作と確認に必要な作業も増えます。点数だけでは料金を判断できないのは、このためです。
手描きラフと参考資料から作業量を確認する
お見積もりの際は、完成したラフでなくても構いませんので、何をどこへ描くのかが分かる手描きラフをご用意ください。必要な物の配置、矢印の向き、名称を入れる場所などが分かれば、制作する範囲を確認できます。
対象物の写真、参考にする図、原稿、正しい名称や数値なども必要です。専門的な内容を扱う図版は、ご提供いただいた資料に基づいて制作し、内容の監修はお客様側でお願いいたします。資料や確認方法が決まっていない段階では、必要な作業量も確定できません。
ラフ決定後の変更は追加料金になることがある
通常の制作で発生する2回程度の修正は、料金に含まれています。線の位置を調整する、色を変更する、名称を訂正するといった修正であれば、最初のお見積もりの範囲で対応します。
一方、制作途中で前提が変わった場合や、当初になかった要望が追加された場合、ほとんど描き直しになる場合には追加料金が発生します。見積もり前に手描きラフと資料を揃えることは、依頼内容と修正範囲の食い違いを防ぐためにも必要です。
点数が多い場合は難易度別に精算する方法もある
書籍や教科書などで多数の図版を制作する場合、最初の時点ですべての図版の内容が確定していないことがあります。ご依頼点数が概ね50点を超える場合には、あらかじめ難易度ごとの価格を決め、完成後に各図版を振り分けて最終金額を算出する方法にも対応しています。
図版制作の料金を確認したいときは、用途と掲載媒体、点数、希望する大きさ、カラーかモノクロか、手描きラフと参考資料、ご希望の納期をお知らせください。内容を確認した上でお見積もりします。





