デジタル教材の図版制作を依頼するときは、画面に表示する静止画が必要なのか、操作に応じて表示が変わるコンテンツが必要なのかを最初に分けます。どちらも教材で使う図ですが、制作前に決める内容は異なります。
静止画は、一つの画像として画面へ配置する図版です。操作型コンテンツは、ボタンを押す、条件を選ぶ、手順を進めるなどの操作に合わせて、図や説明の表示が変わります。
静止画を依頼するときに伝えること
静止画では、使用する画面、表示サイズ、描く内容、図に入れる文字、カラー指定、納品形式を伝えます。パソコン、タブレット、スマートフォンで表示サイズが変わる場合は、それぞれの条件も共有します。
教科書や紙の教材で使った図版をデジタル教材へ転用する場合は、画面上でも文字や線を読めるか確認します。小さく表示されるなら、情報量や文字の大きさを調整する必要があります。
操作型コンテンツでは表示の変化を指定する
操作型コンテンツを依頼する場合は、最初の画面と、操作後に何が変わるかを示します。ボタンの種類、選択できる条件、表示する順番、正解や解説の出し方などを、画面ごとに整理します。
例えば、理科教材で条件を切り替えると実験結果の図が変わる場合は、選べる条件と、それぞれの状態で表示する図や文章を一覧にします。内容の正しさは、教科書、監修資料、教材原稿などを使って依頼者側で確認します。
依頼できる範囲を確認する
デジタル教材制作という言葉には、図版制作のほか、動画、音声、学習管理システム、アプリ全体の開発なども含まれることがあります。必要なのが図版と表示切り替え部分なら、その範囲を明示して相談します。
図版イラスト制作所では、中学・高校理科のデジタル教材で使う図版と、HTMLやJavaScriptによって表示を切り替える操作型コンテンツを制作した実績があります。この実績ページで案内しているのは1コンテンツ単位のHTML教材です。ログイン機能、学習履歴との連携、大規模な教材配信、アプリ開発、継続的な保守運用を含む場合は別途相談とされています。
依頼時には、静止画か操作型か、対象端末、画面サイズ、表示する状態、文字原稿、根拠資料、必要な納品物を整理します。





