東京のとある制作会社様からのご依頼で、明治のドリンク「昭和浪漫ミルクコーヒー」のための商品パッケージイラストを制作しました。そのイラストを使った商品は、1週間ほど前から全国のコンビニの店頭に徐々に並び始めています。

ついに私の家の近くのローソンでも見かけるようになったので、商品のこととイラスト制作の実際についてご紹介します。

※この記事はFacetory70 BLOGからの転載です。
初出：https://blog.factory70.com/illustration/meiji-showa-roman

昭和の懐かしい風景をイラストに

このドリンクのボトルには、懐かしい昭和の風景のイラストがついています。
上の画像は、ダイヤル式の黒電話です。30代ならぎりぎり知っているくらいでしょうか？なぜか、白いレースのカバーがかかっていたものです。左のすみに少し見えているのはテレマーです。

味も懐かしい

また、ネーミングのとおり、味も昭和です。
いまふうのリッチなカフェラテとはまるで別物で、少し独特の風味があり、どちらかというとごくごく飲めます。それこそ、小さい頃に連れて行ってもらった銭湯でお風呂上がりに飲んだアレ、の気分です。

実際の制作の流れはこんな感じでした

ご依頼は、Factory70 イラスト制作サイトからのお問い合わせにより頂きました。
ご依頼時には既にイラストの内容は決まっていましたが、制作会社様にはいろいろと資料を用意頂くなどのご協力を頂きました。

そうはみえないかもしれないけどイラレです

このイラストを制作するのに使った画材は、Adobe Illustratorとペンタブレットです。あまり、そのようには見えないかもしれませんね。

ペンツールとブラシツール（ペンタブレットによる）を使い分け、最後に水彩紙風のエフェクトをかけています。

この画像のイラストは、以前の記事でちらっとご紹介したフラッシャー自転車と商店街の風景です。

実は全部で6種類

実は、この記事でご紹介したのとは違うイラスト入りボトルもあります。私の近所ではほとんど売れてしまっていて、私自身もまだ3種類しか遭遇していません。意外と、コンプリートは難しそうです。
下の写真は東京から送ってもらったものですが、ある店舗では全種類揃っていたみたいです……！すごい幅で陳列されてますね。

他にどんな昭和の風景が描かれているか、コンビニへ寄ったら、ぜひチェックしてみてくださいね。30代後半〜40代以上の方は、懐かしくて店内で盛り上がってしまうかもしれません。

ちなみに、ペットボトルのコーナーではなく、紙パックジュースやチルドコーヒー（マウントレーニアとか）のコーナーにあります。

商品イラストのご依頼、お待ちしてます。

こういった味のあるイラストを商品パッケージに利用する企画がありましたら、ぜひお声掛けください。お待ちしております。

参考リンク
»飲料パッケージイラスト制作例（明治「昭和浪漫ミルクコーヒー」昭和の風景イラスト, Illustrator） – 風景イラスト – イラスト制作例 – イラスト制作 Factory70